キリンの秋味の缶や瓶には熱処理という記載がありますがどういう事？熱を加えてある？生ビールじゃない？気になったのでキリンの秋味の熱処理について調べてみました！
目次
キリンの秋味は熱処理ビールで生ビールじゃない！
キリンの秋味って実は生ビールではなくて『熱処理』されたビールです。
例えば生ビールなら缶や瓶などに『生ビール』という記載がありますが、キリンの秋味の場合はただ単に『ビール』とだけ記載されています。
この記載の有無で手に取ったビールが熱処理されたビールか生ビールかが分かるってワケ。
じゃ、キリンの秋味のような熱処理されたビールと生ビールの違いって何なのか気になりますよね？
答えは製造方法の違いにあるんですよ！
そもそもビールって『酵母』という微生物が糖をアルコールとガスに分解する＝発酵を利用して作られるお酒です。
この酵母にはいくつも種類があって、お酒ならブドウ酒や日本酒、食べ物ならパンや味噌、キムチ・・・などを作ったりします。
ビールにはビール酵母が使われており、ビールの原材料である麦芽にこのビール酵母を加えることで発酵が始まりビールが出来上がるって感じ。
熱処理されたビールというのはこのビールを発酵させた酵母を殺菌するために行う製造方法。
「え、殺菌するの？」って思うかもしれませんが、酵母をそのままにしておくと発酵がずっと続くのでビールの味や質を一定に保つことができませんからね。
つまり熱処理することはビールの味や品質を決める大事な、そして避けては通れない方法と言えます。
しかし！
このキリンの秋味にも使われている熱処理という方法は昔の製造方法で、現在では技術が進み熱処理しなくても酵母を殺菌する方法がありそれが一般的です。
フィルターで『ろ過』することで酵母を処理＝分離分解できるようになったので熱処理を使う方法は過去の製造技術となってしまったんですよ・・・
ろ過を使って熱処理しないビール＝非加熱＝生でも味や品質を一定に保つことが可能になったビールを僕たちは『生ビール』と呼んでいます！
以上がキリンの秋味のような熱処理されたビールと生ビールの違いです。
熱処理されたビールは現在ではほとんどなくて、市販品であれば『キリンのクラシックラガー』か『サッポロの赤ラベル（赤星）』くらいかな？
後は全てが熱処理されていないフィルターでろ過された生ビールになります。
生ビールって言うと居酒屋とかでビールサーバーから注がれるビールをイメージしますが、実はスーパーなどで買える缶ビールも瓶ビールも生ビールなんですね。
だから生ビールってあんまり珍しくはないんですよ。
この事は意外と知らない方も多いのでウンチクとして知っておくと良いかも？
ちなみにですが、キリンの秋味のような熱処理されたビールの味は生ビールよりも濃くて「これぞビール！」って感じがあります。
香りはそこまで違いはありませんが、味にインパクトがあってビールとしての苦みやコク、うま味が強いんですよ。
キリンの秋味もホップの苦味は濃いめでビールとしてのコクやうま味は中々に強め。
それなのに喉ごしは意外とスッキリしており、口当たりはかなり良い感じ。
風味的にはキリンラガービールに近いと思いましたね。
アルコール度数も6%ありますので飲み心地もガッツリ（キリンラガーは5%）。
この味なら少々濃い味付けの料理やおつまみにも全然負けない感じで、ビールのアテの幅が広がる感じ。
いわゆる昔ながらのビールの味が楽しめるのがキリンの秋味のような熱処理されたビールだと思うので、もし店頭で見かけたなら1度手に取って飲んでみて下さい。
いつも飲んでいるビール（生ビール）との違いを実感できると思いますよ！
カロリーや原材料をチェック！
参考程度ですが、キリンの秋味のカロリーや原材料も知っておいて損はないでしょう。
まずはキリンの秋味のカロリーがこちら。
エネルギー：48kcal、たんぱく質：0.5g、脂質：0g、炭水化物：3.3g（糖質：3.2g、食物繊維：0-0.2g）、食塩相当量：0g
※100mlあたり
引用元：キリン秋味公式サイト
次いで原材料がこちら。
麦芽(外国製造又は国内製造(５%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ
引用元：キリン秋味公式サイト
ちなみにキリンの秋味の原材料はキリンラガービールと同じです。
ただ、使用している麦芽の量がキリンラガービールの1.3倍だそうで、より麦の風味を楽しめるようになっていますよ。
また、キリンの秋味の原材料に米やコーン、スターチがありますが分類的にはビールであり、発泡酒や第3のビールではありません。
まれに勘違いして発泡酒や第3のビールだと思っている方もいるようですが、キリンの秋味はちゃんとしたビールなのでご安心を！
販売期間はいつからいつまで？
キリンの秋味の販売期間がいつからいつまでか？というのをハッキリと言うことはできません。
いつから？に関してはプレスリリースやキリンの公式サイトに記載が出るので分かりますが、いつまで？に関してはハッキリしない。
例えば2023年度に関して「いつから販売か？」と言いますと、8月22日とお盆が終わってからくらいとなっています。
で、「いつまで販売か？」と言いますと、在庫がなくなるまでとなっています。
そのため「いつまで？」という問いに関しては正確な答えが出せないのがお分かりになると思います。
ただ、キリンの秋味は1991年の発売開始以来30年以上も続く人気のビールです。
毎年秋に出るこのキリンの秋味を楽しみにしている方も多いので販売終了は意外と早い傾向にあります。
個人的には近所のイオンにも8月頃から見かけたけど10月くらいにはもうなかった記憶が・・・
そのため、体感としては「キリンの秋味っていつからいつまで？」と聞かれると8月の販売開始から9月いっぱい、遅くとも10月初めくらいまでって感じかな。
まぁ、店舗やその年で違いはあると思いますが、大体このくらいの販売期間を想定していれば良いでしょう。
個人的にお薦めは8月か9月中に買っておくこと。
この頃であればほぼ確実にゲットできるので早め早めに買っておくと良いでしょう！
もし売り切れなら購入場所はネットが便利！
ケースバイケースですが、キリンの秋味はどこにも売っていない場合はネットで探してみるのも1つの方法です。
アマゾンや楽天、ヤフーショッピングなどで。
8月や9月なら普通は在庫がまだまだありますので買えないということはないと思われます。
逆に10月以降になると製造された出荷量、キリンの秋味という商品そのものがなくなりますので買えなくなる可能性は高い。
やはりネットでの通販も早め早めがお薦めということですね！
ちなみに、キリンの秋味をネットで買う時はまとめ買い＝ケース買いが良いかも？
1本あたりの単価が安くなることがありますので、スーパーなどで買うよりも多少はお得になる場合がありますよ。
少しでも安くキリンの秋味を買いたいなら価格比較をしてみてお得になるかどうかを確認してからネットで買うと良いでしょう！
★楽天で実質2,000円オフで通販！
もし楽天でキリンの秋味を通販する場合、お得に通販する方法があるので参考にして下さい。
肝臓を大事にして美味いビールをガンガン飲もう！
キリンの秋味はビールとしては強めの風味を持っているのでビール好きならついつい飲んでしまいがち。
そうなると心配になるのが肝臓です。
お酒好きならビールで始まって引き続き焼酎や日本酒、ワイン、ウイスキーなど色々と飲むこともあるでしょうし。
肝臓の機能が弱ると悪酔いしたり二日酔いになったりして次の日がキツイ。
そうならないよう美味しくビールやお酒を楽しむために肝臓を日頃からケアして大事にしておく必要があります。
そこでお薦めなのが肝臓の機能をサポートしてくれる成分が入ったサプリを飲むこと。
しじみなどの成分が入ったサプリが定番で、CMで見るような市販の商品でも良いけど配合量が多く品質が高い『Wのオルニチン』が便利。
疲れた肝臓、弱った肝臓を有効成分がしっかりとサポートしてくれますので少々飲み過ぎてもへっちゃら。
キリンの秋味などうまいビールをずっと飲んで行くためにもこういったサプリで肝臓のケアは忘れずにしておきましょう！
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